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インタビュー:Royceさん(ソーシャルレジデンス拝島に在住)

いつか僕の感性で日本人に音楽を教えたいんだ

留学、就職、観光、ワーキングホリデー、、、海外から日本に来る理由はさまざまです。
オークハウスの物件に住んでいる方の中にもいろいろな理由があります。

本日はよろしくお願いします。
では、早速自己紹介をお願いしてもよろしいですか?


私の名前はロイス・ブリヴァルです。
フランスのパリから来ました。


日本に来た理由は何ですか?

一番最初に日本に来た時の理由は、日本に対する憧れがあったからです。
例えば漫画。ドラゴンボールなど、子供の頃によく見ていて、日本に興味が湧いたんです。
それから、パリで出会う日本人は、なんだかどの人も特別なオーラがあったから気になっていました。礼儀正しくて、特別な感じがした。
気になって電車に乗ってるときに思わず日本人の方に声をかけちゃったくらいだよ。
とても快く対応してくれたんだ。だから、もっと日本人と交流してみたくなって、日本に来たんだ。そして出来れば、日本で働きたいという希望もあった。


最初に日本に来たときからどのくらい日本に住んでいるのですか?

4年間です。一度はコロナでフランスに帰国したけれど、また日本に帰って来ました。私の人生の6分の1は日本にいるよ。
とても長くて、ちょっとずつ日本人っぽくなっていっていると感じるよ。

確かに、とても日本語がお上手です。
4年間住んでいる中でどんなことをしていたんですか?



1年半は主に英語の先生、それから、観光Visaで半年間戻って来て、その他の1年間は結婚して配偶者Visaを持っていたからそれで日本に滞在していたよ。
今は、アーティストVisaが取得できるように申請している最中なんだ。


最初に来日した時は、日本をどう感じましたか?

日本はとても整備されていると感じたよ。
ルールはとても多いけど、それは社会を循環させる為にそうなっているんだよね。
それから、和を大切にしていると感じた。
例えば街を歩いていると、街のみんなは、何も話さなくても心で通じ合っている感じがしたんだ。
だから、一番初めに思ったのは、平和と整備された街という印象だった。


ルールが多いのは過ごしにくくなかったですか?

難しい質問だね。
ルールは多いけど、それは良い社会を作る為なのだとしたら、必要だと思うよ。
例えば、夜20時以降はうるさくしないとか、地下鉄では黄色いラインの内側で待たなければいけないとか。安全の為にルールがあるなら問題ないと思う。

フランスには、そんなにルールがないから、とくにパリはちょっと混乱してる。
みんな自由すぎるからね。あまりに自由だと、ケンカが起こりやすくなっちゃうから。


OAKHOUSEに住もうと思った理由はなんですか?

日本に来て、最初は別の会社のシェアハウスを利用していたんだけど、日本人と交流がしたかったので、もっと多くの日本人が住んでいるシェアハウスを探していたんだ。オークハウスにはその会社のシェアハウスよりも日本人が多く住んでいたから決めました。はじめて住んだのは蔵前にあるシェアハウスだったんだけど、コロナで一度国に帰ったんだ。そしてもう一度日本に帰って来た時から拝島に住んでいるよ。


シェアハウスで生活してみてどうですか?

オークハウスのマネージャーさんはとても親切だと思ったよ。
会うとラフな話をすることもあって、他の会社のスタッフよりも印象が良かったよ。だからオークハウスに帰って来たんだ!

それから、私は他の人と共同生活することが好きなんだ。問題があれば、助け合うことができるからね。あとは沢山の人と話ができて共感できる環境があるから。
将来的にこんな環境がもっと増えればいいなと思ってる。

パリにはシェアハウスが全くないんだ。
だから、一人で住まないといけないんだけど、私はあんまり好きじゃなかったな。

シェアハウスの生活は私にとてもよくあっていると思う。

居室の中で自前の電子ピアノで練習するロイスさん

ロイスさんはピアニストとして活動されているんですよね?

そうです。今「Tropicalpianist(トロピカルピアニスト)」という名前で活動しています。 一番やりたいのはホテルやレストランなどでピアノを弾くことだよ。 編曲は自分でしていて、幅広いジャンルを弾いているよ。 例えば、演歌、クラブ、ポップ、ジャズとかね。

演歌も弾けるんですか!?

そう。演歌が好きなんだ。 最近は「川の流れのように」を練習しているよ。

SR拝島のロビーに設置されているグランドピアノでも練習します。

ピアノを始めたきっかけは何ですか?

10歳くらいの時にテレビで宣伝していたピアノの旋律的な曲に惹かれて、どうしてもピアノが弾きたくなった私は、母の許可が降りる前に自分でピアノの先生の所に行って勝手にピアノを始めてしまったんだ。そこから23年くらいずっと弾いているよ。

長い!そして凄い行動力ですね!
日本に来たらやってみたいことなどはあったのでしょうか?


フランスでピアノの練習を続けていく中で、段々とレベルが上がって来たと感じるようになった。だから今度は日本で、いろいろなアーティストと関わって活動したい。芸術の業界に良い影響を与えたいと思うようになったよ。
例えば、日本のアーティストの作曲を手伝ったり、出演したり、連弾したり、僕の感性で日本人に音楽を教えたいと思っていたんだ。

やってみたいことが叶ったりしましたか?

そうだね。ある程度は叶っているよ。
例えば、ピアニストのけいちゃんと一緒に都庁ビルの展望室にあるピアノで連弾することができたのはとても良い思い出だよ。
実は明日、アーティストVisaの結果が来る予定なんだ。

それはドキドキしますね!!
Visaが取得出来たら日本での活動の幅が広がりますね!


そうだね。
やりたいことは10個くらいあるけど、その中でも絶対にやってみたいことがいくつかあって、日本人に音楽を教えたいし、レストランやカフェでピアノを弾きたいし、街をもっと音楽でいっぱいにしたい。
高齢者の為に演歌のコンサートをしたいし、モデルとしてテレビに出て、演歌をピアノで弾きたい。
日本の為に献身したいと思ってるよ。


沢山の夢を語ってくれてありがとうございました。
ぜひその夢を叶えていただきたいです!




インタビューの後日、ロイスさんから、アーティストVisaを取得されたとの連絡がありました。本当におめでとうございます!
これからもピアニストとして、素敵なピアノを弾き続けていただきたいです。


@TropicalPianist
Youtubeアカウント:https://www.youtube.com/@TropicalPianist

★ソーシャルレジデンス拝島についてはこちらからどうぞ★
https://www.oakhouse.jp/house/711




(Writer・interviewer/Take)

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